7月15日の情報収集

今日得た情報の備忘録・メモです。


■レポート・刊行物より
・中国:石炭資源を石油代替として活用する動き:石油天然ガス・金属鉱物資源機構
http://oilgas-info.jogmec.go.jp/report_pdf.pl?pdf=0807_out_m_cn_cbm.pdf&id=2037
石油高騰により、中国で石炭資源を有効利用しようという動きが本格化。コールベッドメタン(CBM)、ジメチルエーテル(DME)、石炭液化(CTL)などの開発が進む。


・モバイルソリューションの新展開:大和総研
http://www.dir.co.jp/research/report/biz-model/08071401biz-model.pdf
携帯で公式サイト以外のサイト(勝手サイト)の利用が活発化している。新たなキープレイヤー誕生の可能性あり。地域広告は未開拓市場。ここをどう取るかが勝負を決めるか?


・ブログの実態に関する調査研究:総務省情報通信政策研究所
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2008/2008-1-02-2.pdf
国内ブログ数は約1690万サイト。内アクティブブログは300万サイト。新設ブログは40〜50万サイト/月。記事総数はそれぞれ、約13億5千万件。増加率は、4〜5千万件/月。


・「中部地域の産業戦略」:中部経済産業局
http://www.chubu.meti.go.jp/kikaku/pdf/sanngyousennryakgaiyoubann.pdf
現在、世界に類を見ないモノ作り集積地として成功している中部地方だが、コスト・品質による競争に限界を感じ、価値創造・イノベーションへの方向転換を模索。すり合わせ型から組み合わせ型産業への構造転換に対する危機感あり。需要創造型モノ作り、オープンネットワーク、人材集積を課題と位置付けている。


・本格的に離陸するインド市場と日本企業の戦略方向:野村総研
http://www.nri.co.jp/opinion/chitekishisan/2008/pdf/cs20080503.pdf
インドは中国に次ぐアジア2番目の大市場に(日本除く)。年収55〜135万円のミドルリッチ層は2015年に4400万世帯を超える。


■WEB・ブログより
FDAの改革:世迷い独り言
http://blog.m3.com/yomayoi/20080713/FDA_
FDAは、医薬品認可の通知方法を変更した。従来は、「承認可能(approvable)」「承認不可(not approvable)」だが、今後は「complete response」を通知する。その内容は、申請が現段階では許可できない理由、不足している点についての記述、承認に向けて何を行うべきかについての概説。


・"リンゴ1個2000円"の虚実、輸出で農家は救われるか?:NBonline
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080711/165190/
農産物の輸出、実際には儲からない農家が多い。青森の片山りんごは成功例。国内で規格外となったりんごを輸出することで収益確保。日本では商品価値の低い小玉リンゴが高値で売れる。


・日米間のベンチャーを取り巻く環境の違い:INSIGHT NOW!
http://www.insightnow.jp/article/1680
ある米VCの投資理論
1)VCがお金を出すのは、これはと判断したベンチャーに資金的苦労をさせない為である
2)そのため、数千万円ではなく数億円の投資が基本スタンス
3)シェアは創業者に残さないと創業者のやる気がそがれる
4)そのための方法はいろいろあるが、基本的には優先株などの割り当てに応じている


・電子新聞端末は日本に上陸するか:@IT
http://www.atmarkit.co.jp/news/200807/07/iliad.html
欧米では、電子新聞端末市場が立ち上がりつつある。欧米では新聞の個別配送制度がないので、電子端末での自動配信と相性が良い。年間購読料プラス数万円で端末を普及させる。