8月4日の情報収集


今日得た情報の備忘録・メモです。


■レポート・刊行物より
・ポストオリンピックの中国経済― 景気の減速が不可避:経済産業研究所
http://www.rieti.go.jp/users/china-tr/jp/ssqs/080801ssqs.htm
中国経済、すでに調整局面に入っている。株価、不動産価格、消費減。インフレ抑制に利上げ使えないため、人民元切り上げを活用で、さらに景気悪化。


・社会移動が加速する人口の地域偏在〜急速に進む地方からの人口移動に警鐘を鳴らす〜:日本総研
http://www.jri.co.jp/press/press_html/2008/080801.html
地方から東京、中京への人口流入が顕著になっている。地方の衰退を東京が支えている状況。この状況下で、日本全体が成長率を維持していくためには、東京都ではバブル期並みの成長が必要。これは非現実的なため、東京依存の中央集権的国家は中長期的にみて限界。地方に投資して雇用創出する必要性あり。


・時評/イスラム金融の拡大が意味するもの:第一生命経済研究所
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/monthly/pdf/0808_1.pdf
イスラム金融資産は年率2桁の伸びを続けており、総額1兆ドルを超えた。冷戦後の経済は、実物経済からカジノ資本主義に傾向。その結果、いまやギャンブルに直接参加しない大衆の生活物資にまで悪影響が及んでいる。これに対する反省が実物経済を重視するイスラム金融への関心を高めている。


■WEB・ブログより
・グーグルがベンチャーキャピタル事業を検討
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20378200,00.htm
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0808/01/news039.html
過去にも動きがあったが、グーグルが再度ベンチャーキャピタル事業を検討の様子。ウィリアム・マリス氏が指揮を取るようだ。すでに、IntelMotorolaComcast、Walt
Disney、Amazonなどは、VC部門を持ち投資を行っているが、必ずしもうまくいっていない。ベンチャー側が、制限・条件を付けられることを恐れる側面も。


IPOを目指すスタートアップのベンチャーが知っておいたほうがいいこと:元ファンドマネージャーのもうすぐシリコンバレー日記
http://d.hatena.ne.jp/boltman/20080730/1217376223
1、規程集は早めに作る、2、証券印刷会社はかなり使える、3、信託銀行は早めに付き合ってもいい、4、創業後すぐに従業員向けストックオプションの枠をとる、5、できるだけ早くに上場経験者をチームに引き込む、6、できるだけ早い時期に融資を受ける、7、採用には基盤人材の制度を用いる、8、公的なインキュベート施設は使わなくても入居する