6月27日の情報収集


今日得た情報の備忘録・メモです。


■今日の新聞より
FRB金利据え置き2.0%、ECBは利上げ観測、当面はユーロ高、ドル安、円安
トヨタ原材料高で、値上げ検討
日本株運用、海外営業強化。二重課税リスク解消で。
ソニー、BD、パソコン、コンポーネント半導体事業の3つを1兆円規模に育成目標。
イノベーション創造機構創設、官2000億円+民2000億円
・クリーンエナジーファクトリー、国内発電能力を倍増。


■レポート・刊行物より
・わが国成長企業向け投資の促進に向けた環境整備:日本総研
http://www.jri.co.jp/JRR/2008/07/st-invest.html
(感想)日本のベンチャー育成の課題を投資面から分析したレポート。よくまとまっているが、表面的、総花的内容か。


・ECHO:資源大陸アフリカを巡る大国の角逐:国際貿易投資研究所
http://www.iti.or.jp/kikan72/72echo.pdf
(要約)アフリカ経済は、07年6.2%、08年6.3%の高成長が続く。中国、インド、米国、欧州、日本、世界各国がアフリカ資源を巡って争奪戦。中国が一歩リード。米国はこれまでの7年間でサブサハラからの輸入を倍増。2015年までに石油輸入の25%をサブサハラに切り替える方針。日本はODA倍増、円借款40億円、民間投資の促進で対抗。商社による資源開発が進んでいる。


・企業育成の視点からみたシンガポールの経済戦略:国際貿易投資研究所
http://www.iti.or.jp/kikan72/72hamada.pdf
(要約)シンガポールは、少資源、少人口448万人、低出生率1.26だが、経済は強い。同国は規格生産性革新庁を中心に、中小企業を支援して、グローバル企業へ育成していくことを戦略的に行っている。その中では、企業、資金、ヒトを海外から呼び込む事が強く意識されている。SEEDS、GET-UP、ベンチャーキャピタル誘致などの施策が行われ、人材獲得では優秀な人材に容易に永住権を与え、人材育成では実学を重視している。
(感想)やはり商人の国は、やり方がうまいと感じた。日本も参考にすべき。


新興国へ拡大する米国の航空機輸出:国際貿易投資研究所
http://www.iti.or.jp/kikan72/72yoshioka.pdf
(要約)2007年米国の輸出額のうちトップは航空機、2位が集積回路、3位が自動車。航空機の輸出先は、1位インド、2位中国、3位UAE、4位日本


■WEB・ブログより
・東大・中村教授に30億円投じるCSKの太っ腹ぶり:Biotechnology Japan
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?hit_cnt=1614&newsid=SPC2008062556487
CSKが東大ヒトゲノム解析センターの中村祐輔教授に、30億円を投じるらしい。どのプロジェクトだろうか?